雑報延岡

地元の宮崎県延岡市のことを中心に書いていきます。たまに違うことも書きます。

延岡が発展しない5つ理由

新年あけましておめでとうございます。今年も雑報延岡をよろしくお願いします。

今回は僕が思う延岡のだめだと思うところを書いていこうと思います。一個人の延岡の悪口くらいに思って読んでくださると幸いです。

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(この人パチンコしたことあるんですかね)

 
1.パチンコ

延岡にはパチンコ店がたくさんあります。国道を車で走ってみると、右側に左側にどんどんパチンコ店が出現します。一番近そうなところでは、店舗同士の距離がわずか150メートルのところも。コンビニでももう少し離れて建っていますよ。延岡という町は、いろんなお店が潰れるまちなんです。昔はマクドナルドが潰れたし、最近では国道のサーティワンも潰れてしまいました。でもパチンコはなかなか潰れません。検索しただけでも20件近く出てきました。たくさんの延岡市民がパチンコ経営に一役も二役も買っているわけなのです。

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                           (国道沿いだけでこんなに) 

2.延岡エンジン02

これは延岡を美食の町としてアピールしようという取り組みで、県内外から美食家やシェフなどを招いて新メニューの考案や、レストラン展開を町ぐるみで行おうというものです。この活動をするにあたってまず始めに延岡市の飲食店関係者を集めた講演会が昨年の夏に開催され、僕も両親の代行で参加してきました。講演者は山本益博(やまもとますひろ)とかいう料理評論家。一時間の講演会のうち55分間はこの人の自慢話。「イタリア料理が…スペインのバスク地方料理が…でもやっぱりフランスのワインが…」自分が海外で食べた料理をひたすら紹介していました。日本の九州地方にある延岡という片田舎で、そんな横文字の料理ばかり紹介してもピンとくる人なんていません。最後の五分でやっと「延岡」という言葉が出てきました。なんでも「延岡は食材が良いから、世界の有名なシェフがやっているように一生懸命料理に向き合えばきっと素晴らしいものができる」とのこと。いやいや、その「一生懸命料理に向き合う」とはつまりどういうことなのかが知りたいわけで、もっと詳しく話すべきなのはそこでしょうが、と最後の結論を聞いて呆れてしまいました。市はこんな人に僕たちの税金から講演料を払っているかと思うと、税金を納めるのが馬鹿らしくなります。

f:id:s132396:20170118003637j:plain                              (この人が自慢家の料理評論家です)

3.テレビ

これに関しては延岡だけについて言えることではないのですが、宮崎県民は大晦日の番組表を見て驚愕したはずです。31日の夜に民放二局が宮崎で放送していたのは、スポーツ特番と総合格闘技でした。スポーツ特番は後半になるとボクシング中継に変わりました。紅白からチャンネル変えてみると一つの番組では裸の男たちが寝技の応酬を繰り広げ、その裏では同じく裸の男たちが殴り合いの戦いをしているわけです。「正気の沙汰か、民放二局」僕たち宮崎県民はそれほど他人のけんかに飢えてなんかいません。なぜ民放二局が似たような番組のチョイスをしたかは分かりませんが、せめて内容が被らないように二局で話し合って放送内容を調整してほしいものです。なんでも二局の放送チャンネル権や、スポンサー、人口などの面から宮崎県には第三のテレビ局が参入しにくい状況だそうです。それにしてもこれはあんまりですね。

4.延岡PR動画

昨年のことでしたかね、河童と人魚が登場する延岡移住計画のPR動画が作られたのは。延岡以外でも色々な自治体でUターンや移住を狙ったPR動画が作成されていますが、とりあえず作ればいいという風潮が嫌いですね。PR動画はあくまで移住者を増やすための手段であって、実際に移住してきる人が増えるという目的が果たされなければお金の無駄です。PR動画作ったよという報道があってもそれに対する実績は報道されないですよね。あれで1500万円ですよ。一般の方に動画を作ってもらってコンテストを開催して、優勝者には100万円とかの方が良いものができたりしそうですね。

5.腰パン金髪ヤンキー

下品ですね。そしてたくさんいます。あの恰好がイケてるという風潮を作り出した者、それに感化された者、どこがかっこいいのか教えてください。

 

5つ書いてきましたが、こういったものの積み重なりが結局のところ優秀な人や若い人の県外流出につながるんじゃないのかなーって時々思うことがあります。それでも僕は延岡好きですけどね。