延岡はバスク化するのか??
この戦略の目標を簡単に説明すると、「スペインのバスク地方みたいに地域の食文化を生かしたまちづくりをしましょう!」、こういうものです。その第一歩が「のべおか本わさび革命」というわけです。素材本来の味を生かすために「本わさび」を使用しているようです。
最初は一つ一つ説明しながら批判していこうと思ったんですけど、そんな書き方をしていたらものすごく長くなりそうだったので、とりあえず納得できないことを書いていこうと思います。
1.「バスク」ってどこ?
そんな地名初めて聞いたよ。聞いたことがあったとしても、バスクが食文化豊かな地方ってそんなに周知されてるものですかね? 何ともイメージしにくいネーミングですね。
2.わさび(笑)
「『本わさびとコラボだよ!』って聞いて、あなたはその店に入ろうと思いますか?」って考えた人たちに聞いてみたいですね。わさびにそれほどの集客力はないでしょうよ。あと「わさび」という日本原産の素材を使ってて、バスク化ってなんかおかしくありません?
3.メインのわさびが…
この「本わさび革命」で使われているわさびは延岡産のものではないようです。一方、この取り組みに参加している店舗で提供する料理では延岡産の食材を使用するというルールがあるようです。「わさびで延岡の食文化振興!」と大きく謳っているくせに、そのわさび君が地元の食材ではないのって、なんかしっくりこないですよね。
県外出身者がばかりの地元高校野球チームが甲子園に出場して、複雑な気持ちになるのと少し似ている気がします。
このわさび革命は12月の3日まで続くようです。
そして11月3日より、「のべおかタパス」という延岡の一品料理を500円で提供する、新たな取り組みが始まるようです。タパスって…延岡はカタカナが好きですね笑。
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