雑報延岡

地元の宮崎県延岡市のことを中心に書いていきます。たまに違うことも書きます。

宮崎 就活 メディア

 宮崎就活日記

 

三月に開始した就職活動。大学四年生時にはほとんど就職活動はせず、宮崎で就職するために、卒業してから延岡の実家に戻って、同級生たちより一年遅れての就職活動。僕はメディア、報道関係への就職を希望していました。その中でも番組の制作や、記事を書く部署に入りたいと思っていました。結果を先に書くと、テレビ関係の会社から内定をもらうことができましたが、営業での採用でした。

 

今回は宮崎でメディア、報道関係の採用試験を受けた感想を書こうと思います。僕個人の感想ですが、来年宮崎でそのような企業の採用試験を受ける人たちの参考に少しでもなれば幸いです。

 

今回僕が受けた会社は、全部で6社。そのうちメディア、報道関係の会社は5社。内定をもらったのは、1社です。企業名は伏せさせてもらいますが、宮崎にはそれほど多くのメディア、報道関係の企業がないので、なんとなーく分かってしまうかもしれません。

1. テレビ局

2. 新聞社

3. ケーブルテレビ

4. ケーブルテレビ

5. 広告代理店

(採用試験の日程順)

 

1 テレビ局

宮崎には民放局が二つあります。そのうちの一つです。一次は書類審査。二次は筆記試験と集団面接でした。筆記試験は新聞社に次いで難しかったと思います。時事問題などに加え、宮崎県に関する問題が多かったです。大手新聞社の新聞をもっとしっかり読んでおけばよかったなあと思いながら問題を解いていました。地元紙も必ず読むべきです。面接はいたって普通の集団面接でした。いたって普通の受け答えをするも三次には進めず。なんで落ちたのかはっきり分からないまま、一週間後の新聞社の試験へ。

 

2 新聞社

 こちらも一次は書類審査。二次試験は、筆記と作文と簡単な面接。やはり新聞社だけあって、作文の試験には他企業よりこだわりを感じました。作文には名前を書かず、受験番号のみを記入。読む人に先入観を与えないようにするためなのかなって勝手に解釈しました。僕は作文というより、小論文っぽくなってしまいました。翌日行われたグループディスカッションまで進むことができましたが、最終選考まで行くことはできませんでした。自分なりの意見を言えたつもりでしたが、結果が伴いませんでした。ここでももやもやした気持ちが残りました。

 

3 ケーブルテレビ

書類選考を通過した後に、作文と面接のテストがありました。たぶん筆記問題もあったように思います。作文、面接ともに、地元出身の人に有利な内容だったのではないかと感じました。ここでいう「地元出身」というのは、このケーブルテレビがサービスを提供しているエリア内に住んでいる人のことです。作文に関しては、このケーブルテレビ会社の名前がお題に絡んできていて、非常に書きにくかったです。(自分の下調べが足りなかった部分もあるとは思いますが...) 面接でも、たぶん僕を採用する気はないんだろうなって感じながら、質問に答えていました。案の定お祈りの通知をいただきました。

 

4ケーブルテレビ

この時点で、別の業種で受けた企業も含めると、就活四連敗中。心が少し折れかかっていたかもしれません。友人に自虐交じりに不安を吐露したこともありました。一方で、内定が欲しいという思いもかなり強くなっていました。書類選考を通過して、筆記、作文、面接の試験を受けました。面接も今までで一番しっかり答えることができたと思います。一つ一つの試験時間が長く、夕方近くまでかかりました。試験を受けた翌日に採用の連絡をもらいました。電話で担当の方の話を聞きながら、肩の力がすうっと抜けていき、ほっとした気持ちになりました。

 

5 広告代理店

メディア、報道関係とは少し離れていますが、テレビ番組の作成をしているとのことだったので応募しました。内定の連絡をもらった後に受けた企業だった上に、僕自身ケーブルテレビに就職するつもりだったので、最終面接のときにその旨を伝えました。とても丁寧に対応してもらいました。

 

アドバイス

1社しか内定をもらっていない僕がアドバイスをするなんておこがましく聞こえるかもしれませんが、県内でだいたいのメディア、報道関係の企業を受けたので採用試験の傾向については少しだけお話しできると思います。

 

筆記試験

新聞を読みましょう。大手新聞社、地元新聞社、両方読みましょう。県内のメディア、報道関係の企業であれば、筆記試験で宮崎に関する問題を出題されることが多いと思います。その時、地元紙で読んだ記事が解答を手助けしてくれます。書店で無数に並ぶ就活本を購入するよりも効果的です。もう一つ。筆記試験で答えることができなかった問題は、家に帰って調べるといいと思います。業種が似ていると、試験の傾向も似ているのでしょうか、何度も同じ問題を目にしました。試験会場での答え合わせはへこんでしまうのであまりお勧めしません。

 

作文、小論文

僕が受けた5つの企業全てで作文、小論文の問題が提出されました。試験開始と同時にお題が発表されて、それに沿って自分の意見や考えを書いていきます。この「お題」に共通点のようなものを感じました。「地方創生」、「地域社会への貢献」、「故郷」といった、自分たちの生まれ育ったまちのことを考えさせられる内容のお題が多かったです。人口の減少や、観光客数、県内の求人倍率数といった具体的なデータは論理的な小論文に不可欠です。また自分のふるさとに対する思いを前もってまとめておくとすんなりと作文を書くことができると思います。

 

面接

僕は面接が苦手でした。自己PRも下手くそだし、相手の質問に対してうわべだけ取り繕うような返答をしていたし、猫背だし、歩き方が変だし、練習するのも面倒だったし。面接に自信のない者、一人で対策すべからず、です。誰かに見てもらいましょう。大学に就活サポートセンターみたいなのがあるはずです。ぜひ活用しましょう。僕は地元の就活支援センターで何度かアドバイスをもらいました。だいぶ改善しました。詳細が気になる方は下記のサイトへ。

job-miyazaki.com

 

最後に

メディア、報道関係の企業では地方再生を意識して何らかの取り組みをしているところが多いです。また学生の方でも、地域貢献したいという思いで県外から帰ってきて就職活動をしている人が多かったです。もちろんメディア、報道関係の企業への志望動機のすべてが「地域貢献したい!」ではないので、一概に言ってしまうことはできないのですが、自分がどんな方法でこれらを実践していくのか、自分なりの具体的なイメージがしっかりしていれば、希望する企業に入ることができると思います。頑張ってください!!