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雑報延岡

地元の宮崎県延岡市のことを中心に書いていきます。たまに違うことも書きます。

延岡来てね

大阪に住んでいると新しく出会う方の多くが関西出身ということになります。自己紹介をして延岡出身であるということをお伝えすると、「知ってるよ」という人はあまり多くありません。それ以前に、宮崎県の時点でつまずくこともあります。「ああ、あの東北のほうね」という具合に宮城県と宮崎県を混同している方も少なからずいるのです。交通の便が良くないので、本州の方からすると訪れる機会が少ないのは確かですけど…。

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しかしですね、そんな宮崎県延岡市は誰しもが耳にしたことのある企業「旭化成」の生誕の地なのです。延岡の主な産業は製造業です。その多くには何らかの形で旭化成が関わっています。延岡の産業の中心を担ってくれている企業ですが、裏を返すと、この企業の衰退は延岡の衰退につながっている、ということになってしまいます。戦後の日本は、重化学工業を中心に発展してきました。延岡というまちは、工業発展の波に乗った旭化成を中心につくられた「企業城下町」なのです。しかし、日本の工業成長のピークが過ぎてしまった今日、延岡はゆっくりと衰退の一途をたどっています。

高校卒業後の県外転出者の数は、Uターンで地元に帰ってくる人の数を上回っています。また、稼ぎ頭の30~49歳の県外転出も延岡衰退の原因の一つとなっています。このペースで県外転出が続けば、延岡を含む県北の人口はこれから10年間で約3万人減少するという予想がされています。実際、平日の延岡の繁華街では、閑古鳥が鳴いています。

 

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みんなが帰りたい、働きたい、住みたい、行ってみたい、と思えるようなまちを目指していかないといけませんね。とても難しい問題ですが…。この話題については折に触れて書いていきたいと思います。