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雑報延岡

地元の宮崎県延岡市のことを中心に書いていきます。たまに違うことも書きます。

市民が住みやすいまちに

みなさん、卒業旅行のシーズンですね。

僕も仲の良い友人と旅行の計画を立てているところです。

 

今回も、前回に続いて観光のことを書いていこうと思います。何度も何度も書いていますが、僕は延岡で育ち、延岡のことがとても好きです。なぜ好きなのかと聞かれたら「地元だから」と答えます。もう少し細かく言えば、きれいな川が流れていて、野菜が安くて、色々な抜け道を知っているからです。でもこれって別に「地元」でなくてもいいですよね。例えば大阪から車で一時間ほど田舎のほうに行けば、きれいな川と安い野菜たちに出会うことができます。知らない町でもしばらく住んでいると抜け道は覚えてきます。僕にとって、「地元だから」は曖昧な答えですが、ベストな答えなのです。好きな食べ物の理由が「うまいから」って言うのと同じなんです。

例えばそんな"素敵な延岡"に卒業旅行で行ってみたい、そんな友人がいたとします。僕は正直なところ自信をもってお勧めすることはできません。おススメの理由とおススメじゃない理由が戦った場合、残念ながら後者が勝ってしまうのです。簡単に言うと「別に延岡じゃなくてもいい」からなんです。延岡にはオンリーワンがありません。しいて言うならば、チキン南蛮ですが、相当なチキン南蛮マニアでない限り、チキン南蛮>陸の孤島、とはなりません。この観光の強みであるオンリーワンはなかなか狙って作り出せるものではないと思うのです。温泉や美しい自然はそれこそ人間が作り出せるものではないですし、人気商品、キャラクターだって何が成功するかは分からないものです。延岡が仕掛けるべき勝負はこのオンリーワンではない気がするのです。このオンリーワンが当たれば外の世界からいろいろな人がやって来て延岡が潤うかもしれませんが、それが当たる確率よりも、延岡というまちにもっともっと投資をして、活気のある地元人間があふれるまちにする方が効果的だと思うんですよね。外側に目を向けるのではなく、内側に目を向ける的なことが言いたいわけであります。内面が充実していれば自然と外の方から興味を持ってくれるんじゃないでしょうか。

偉そうに書いてきましたが、言うは易し行うは難し、です。自分がしなくてはいけないことが何なのかはっきり言って分かりません。まずは延岡で就職することからスタートしようかな。

宮崎県は観光都市なのか…

自分の県にはたくさんの観光名所がある、故郷に愛着がある人はそう思いますよね。しかし観光名所はその周辺の人々や地域に利益をもたらして本当の「観光地」になると思うんですよね。それでは我らが宮崎県は観光都市としてどれだけ成功しているのか見ていきましょう。

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観光庁が公表しているデータによると、県外からの観光客数は約520万人で全国で35位。これはあくまで「県外」に注目した場合のランキングです。参考までに、大分県は約960万人で24位。熊本県は約980万人で23位。んー正直、観光都市からは程遠い数字ですね…

 

(大分、熊本、宮崎の三県で簡単にまとめてみました。)

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http://www.mlit.go.jp/common/001153819.xls (平成26年度)

 

主に考えられる理由としては、

  1. 観光名所の知名度の差
  2. アクセスの違い

が考えられます。

 

  1. まず我が県と同様にアクセスの良くない大分が、なぜ宮崎と大きな差をつけたのかという点についてですが、大分では「大分=温泉の町」という方程式ができています。「どこかに旅行に行こう!」となった時、温泉はとても魅力的ですよね。さらに、温泉って観光客をその町に一泊させる力があります。熊本は全国的にも有名なゆるキャラの「くまモン」が観光PRを頑張っています。両県には絶対的な観光のエースがいるように思います。

    (彼らも頑張っているんでしょうけど、くまモンと比べると…)

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  2. アクセス良さも観光と深く関係しています。どこかに観光に行く際に必ず調べなければいけないのが交通の便です。東京や大阪など公共の交通機関が発達した場所であれば、その必要はあまりありませんが、地方への観光は「交通手段の決定=観光ルートの決定」となることも少なくありません。そして田舎に行けばいくほど交通手段が限られてしまい、ワンパターンな観光ルートが完成してしまいます。その点から見てみると、熊本には新しい新幹線ルートが完成し、大分も九州の中心地福岡からのアクセスの良さで宮崎に勝っています。

 

先ほどのデータを見てみると宮崎県の観光で不足しているのは県外からの宿泊客です。宮崎って観光の話になると食べ物の話ばかりになりません?そうです、確かに食べ物はすごく美味しいんですよ。でも食べ物は、日帰りの観光でも十分に楽しめてしまうんですよね。他にも高千穂の神楽とかプロ野球キャンプとかありますが、「宿泊」させる力としてちょっと弱いと思うんですよね。宮崎のこれからの観光戦略に必要なのは宿泊客を増やすことではないでしょうか。宮崎県のPR動画を見てみると、食べ物を重点的に紹介して魅力を伝えようとしているものが多いように感じます。もちろん、宮崎県の強みを全面的に伝えていることは大切ですが、いつまでもその強みに頼っていては観光産業は伸びていかないように思います。簡単にいいアイデアは思いつかないですが、観光ホテルが地元の農家ツアーみたいなことをやってみると「泊まろうかな」っていうお客さん増えないですかね。まだまだ伸びしろがあるはずです。頑張ろう宮崎!!

 

延岡が発展しない5つ理由

新年あけましておめでとうございます。今年も雑報延岡をよろしくお願いします。

今回は僕が思う延岡のだめだと思うところを書いていこうと思います。一個人の延岡の悪口くらいに思って読んでくださると幸いです。

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(この人パチンコしたことあるんですかね)

 
1.パチンコ

延岡にはパチンコ店がたくさんあります。国道を車で走ってみると、右側に左側にどんどんパチンコ店が出現します。一番近そうなところでは、店舗同士の距離がわずか150メートルのところも。コンビニでももう少し離れて建っていますよ。延岡という町は、いろんなお店が潰れるまちなんです。昔はマクドナルドが潰れたし、最近では国道のサーティワンも潰れてしまいました。でもパチンコはなかなか潰れません。検索しただけでも20件近く出てきました。たくさんの延岡市民がパチンコ経営に一役も二役も買っているわけなのです。

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                           (国道沿いだけでこんなに) 

2.延岡エンジン02

これは延岡を美食の町としてアピールしようという取り組みで、県内外から美食家やシェフなどを招いて新メニューの考案や、レストラン展開を町ぐるみで行おうというものです。この活動をするにあたってまず始めに延岡市の飲食店関係者を集めた講演会が昨年の夏に開催され、僕も両親の代行で参加してきました。講演者は山本益博(やまもとますひろ)とかいう料理評論家。一時間の講演会のうち55分間はこの人の自慢話。「イタリア料理が…スペインのバスク地方料理が…でもやっぱりフランスのワインが…」自分が海外で食べた料理をひたすら紹介していました。日本の九州地方にある延岡という片田舎で、そんな横文字の料理ばかり紹介してもピンとくる人なんていません。最後の五分でやっと「延岡」という言葉が出てきました。なんでも「延岡は食材が良いから、世界の有名なシェフがやっているように一生懸命料理に向き合えばきっと素晴らしいものができる」とのこと。いやいや、その「一生懸命料理に向き合う」とはつまりどういうことなのかが知りたいわけで、もっと詳しく話すべきなのはそこでしょうが、と最後の結論を聞いて呆れてしまいました。市はこんな人に僕たちの税金から講演料を払っているかと思うと、税金を納めるのが馬鹿らしくなります。

f:id:s132396:20170118003637j:plain                              (この人が自慢家の料理評論家です)

3.テレビ

これに関しては延岡だけについて言えることではないのですが、宮崎県民は大晦日の番組表を見て驚愕したはずです。31日の夜に民放二局が宮崎で放送していたのは、スポーツ特番と総合格闘技でした。スポーツ特番は後半になるとボクシング中継に変わりました。紅白からチャンネル変えてみると一つの番組では裸の男たちが寝技の応酬を繰り広げ、その裏では同じく裸の男たちが殴り合いの戦いをしているわけです。「正気の沙汰か、民放二局」僕たち宮崎県民はそれほど他人のけんかに飢えてなんかいません。なぜ民放二局が似たような番組のチョイスをしたかは分かりませんが、せめて内容が被らないように二局で話し合って放送内容を調整してほしいものです。なんでも二局の放送チャンネル権や、スポンサー、人口などの面から宮崎県には第三のテレビ局が参入しにくい状況だそうです。それにしてもこれはあんまりですね。

4.延岡PR動画

昨年のことでしたかね、河童と人魚が登場する延岡移住計画のPR動画が作られたのは。延岡以外でも色々な自治体でUターンや移住を狙ったPR動画が作成されていますが、とりあえず作ればいいという風潮が嫌いですね。PR動画はあくまで移住者を増やすための手段であって、実際に移住してきる人が増えるという目的が果たされなければお金の無駄です。PR動画作ったよという報道があってもそれに対する実績は報道されないですよね。あれで1500万円ですよ。一般の方に動画を作ってもらってコンテストを開催して、優勝者には100万円とかの方が良いものができたりしそうですね。

5.腰パン金髪ヤンキー

下品ですね。そしてたくさんいます。あの恰好がイケてるという風潮を作り出した者、それに感化された者、どこがかっこいいのか教えてください。

 

5つ書いてきましたが、こういったものの積み重なりが結局のところ優秀な人や若い人の県外流出につながるんじゃないのかなーって時々思うことがあります。それでも僕は延岡好きですけどね。

 

延岡vs宮崎vs門川vs日向vs高千穂vs都城

深夜番組で時々取り上げられる隣接する地域との小さな抗争って面白いですよね。例えば京都vs滋賀とか、栃木vs群馬とか。ということで今回は延岡市民の目線で他の市町村に対して思っていることを書いていこうと思います。(あくまで個人的な見解です。県民の総意ではありません。) 

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宮崎市

宮崎県の県庁所在地の名を欲しいままににする宮崎のニューヨークです。県内で唯一駅の自動改札が導入されているだけあって、強さはピカイチです。県内に敵はいないため、我らが延岡は眼中にないようです。子供のけんかを見るが如く、時には酔っぱらいを相手にするが如く、他地域の諍いに暖かく冷たい視線を送るのが彼らのやり方です。虎視眈々とその座を狙う延岡の視線には未だ気づかずの宮崎なのです。

門川町

門川は僕からすれば「幻の町」です。地図上でそれは確かに延岡と日向の間に存在しています。しかし実際に日向に向かってみると、門川を実感することなく日向に到着しているのです。日向に行く度に狐につままれたような心持になるのです。門川に住む人々のことを僕は「地図上の民」、そう呼んでいます。

日向市

我が延岡の永遠の好敵手、それが日向です。争いの種は多くあります。彼らは延岡駅を「おんぼろ駅」と揶揄しますが、一方で私たちは日向駅を「無人豪華駅」言い返します。あとは話し方ですね。お互いが目と鼻の先に住んでいるのにも関わらず、少し話し方が違うんですよ。「ばい」っていうんですよ。話し言葉の終わりに「ばい」ってつけるんです。ちょっと怖いですよねー。延岡市民はそんな怖い話し方はせんとよー。あとは僕の勝手に感じているだけかもしれませんが、見た目が少しおっかない人が多い気がします。しかしですね、そういう人に限って話してみるとすごく優しいんですよね。

f:id:s132396:20161213183016j:plain        (新幹線が停まりそうな顔をしていますが、停まりません)

高千穂町

皆さんは高千穂が神話でたいへん有名ということをご存知でしょうか。高千穂は神様の町なんです。触らぬ神に祟りなしって言いますよね。高千穂大好き、すごくいいところです。これからも延岡と仲良くしていきましょう。よろしくお願いします。

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都城市

最近都城の友人ができたのですが、その意外な攻撃性は、僕に都城を第二のライバルとして認識させるのに十分なものでした。「延岡は超田舎、なんもすることがない。でも、都城宮崎市まで近いし、テレビも鹿児島放送が映るから民放は二つ以上観れる、だから都城の勝ち」なんと初対面で全延岡市民に宣戦布告してきたのです。これに対して僕は子供のけんかを見るような暖かく、そして少し冷たさの混じった態度で「そうだね」って言い返しました。これが延岡の余裕というものです。この戦いに圧勝したことを一人で実感したのです。

 

ちょっと県北の市町村ばかりになっちゃいましたが、僕が感じていることを誇張気味に書かせてもらいました。実際のところ、宮崎県民には敵対心というような気持ちはないように思います。みんな仲良しですよ。僕も宮崎の人みんな大好きです。でもライバル意識に似た敵対心は悪いものじゃないと思います。お互いが切磋琢磨して観光や特産品合戦をしていったら魅力的なまちになるんじゃないでしょうか。

もしも新幹線が宮崎に来たら…

今回は福岡、大分、宮崎、鹿児島を結ぶ「東九州新幹線」がつながった場合のメリット、デメリットまた開通までの課題について書いていこうと思います。

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メリット

移動時間短縮、経済効果、利用者増加、この3つが大きなポイントです

北九州ー大分間は31分(52分短縮)、北九州ー宮崎間は1時間31分(3時間13分短縮)でつながります。

また東九州新幹線が開通すれば、福岡、大分、宮崎、鹿児島、熊本が円を描くように結ばれ、まさに九州が一つになります。その経済効果は九州全体で6.2兆円にもなり、整備費にかかるとされている2.7兆円を大きく上回っています。

利用客の増加も見込まれています。宮崎駅の現在の1日あたりの利用者数は4700人程度ですが、東九州新幹線の開通に伴って、7000~10000人の新規利用者が期待されます。このうち6割は在来線から新幹線への転入となるそうです。

デメリット

デメリットは正直言ってありません。しいて言うならば、どこの駅に停まるのかという「停車駅論争」が県内で勃発し、我々宮崎県民の絆に影響を及ぼしかねないということです。もちろん僕は県民の絆を信じていますが。整備計画表を見てみると、日向灘側に沿線が通っているので、延岡や日向辺りが停車駅になるのかなーという感じですね。

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課題

課題は正直たくさんあります。目の前に堂々と立ちはだかる壁の如しです。もっとも考慮すべきは金銭面です。先ほど、整備費が2.7兆円、九州全体での経済効果が6.2兆円になると書きましたが、整備費以外にもかかるお金があります。それは自治体や民間の在来線の運営費用です。どういうことかいいますと、東九州新幹線が開通した場合、JRは在来線の運営を第三者に任せることになります。在来線と新幹線の両方をJRだけで運営するのは経済的にも、労働量的にも限界があるからです。そこで沿線沿いの自治体、民間に在来線運営が回されるのです。もちろんJRや国からの補助金はありますが、新幹線ができると利用客が減ってしまう在来線の運営を2つ返事で引き受けるわけにはいきません。

お金の話はまだ続きます。整備費の2.7兆円のうち、宮崎県の負担は1兆円とされています。国からの援助があるので実際負担するのは3000億円強。100億円の負担が30年続きます。さらに新幹線事業の社会的、経済的貢献がかかった費用に対して黒字になるまでには50年かかります。当面の間は負債を抱えたままの営業になるわけです。今現在宮崎にそのような財源はありません。この問題が非常に厳しいところです。

まとめ

新幹線推進派と問題視する派の意見を調べましたが、東九州新幹線がまだ現実的な段階に到達していないと僕は感じました。でも新幹線事業って気が遠くなるような年月とお金をかけて進められるものなんです。鹿児島新幹線だって50年近くかけて黒字にしていくんですって。そう考えると、私たちがやるべきことは目の前の課題を一つ一つクリアしていくことだと思うんです。まずはもっと県内で議論を活発にさせなければなりません。その次に財源をどうやって確保していくか。それができたら国に計画書を提出。千里の道も一歩からって言いますよね。僕たちが初めの第一歩なんです。

また新幹線計画については書いていきたいと思います。解決策を提案できたらいいなと思っています。

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参考資料、参考サイト

 http://www.pref.miyazaki.lg.jp/sogokotsu/shakaikiban/kotsu/documents/22272_20160421221238-1.pdf (東九州新幹線 調査結果)

幻の「大分・宮崎新幹線計画」が復活か 果たして実現可能性は? | THE PAGE(ザ・ページ)

「次の新幹線」が実現するのはどの地域か? | 新幹線 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

宮崎に新幹線を通すためには…

僕たちは宮崎県の交通の便の悪さを伝える際、自虐的に、時にやるせない思いで「陸の孤島」という表現を使います。「宮崎って、陸続きなのに離島に行ってるみたい」反論の余地のなし。完璧な言い回しです。実際、僕が新幹線と特急列車を使って大阪から延岡に帰るまでの所要時間は片道で6時間半にもなります。大阪ー東京区間を往復するほうが短い時間で済むのです。でも、最近では宮崎-大分間で高速が開通し、「もう陸の孤島なんて言わせないぞ!」と得意げな方もいるかもしれません。

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そんな方には、「だめです!そんなところで満足しててはだめなんです!」と声を大にして言いたいです。「ご近所の鹿児島、熊本、福岡をごらんなさい。鹿児島新幹線の開通がどれほどの経済効果を生んでいるか知っているの? よそはよそ、うちはうちなんて言いますけどね、羨ましいものは羨ましいのよ!」例えば、宿泊客の増加による経済効果は熊本で214億円にもなったそうです。駅の利用者も博多ー熊本間で47%、熊本ー鹿児島間で60%も増えました。

前置きが大変長くなりましたが、要は私たち宮崎県民も新幹線が欲しいのです。では、どうやったら宮崎に新幹線が通るようになるのかを書いていこうと思います。まず皆さんは「東九州新幹線基本計画」というものをご存知でしょうか。ここでいう東九州とは大分、宮崎、鹿児島のことを指しています。この計画は、1973年に国が行った「この辺新幹線あってもよくね?」という提案のことです。しかし、実際に建設するとなると「基本計画」から「整備計画」にランクアップされる必要があるのです。ちなみに鹿児島新幹線が整備計画に格上げされたは同年の1973年です。つまり新幹線事業は30年~40年という壮大な年月を要するのです。しかしこのことは、宮崎に新幹線を開通させるということは全くの夢物語というわけでないことを意味します。何事も1からスタートするものです。そして、より現実的なものにするために必要なものはズバリ「県民の声」です。もっともっと新幹線欲しいアピールをしないといけません。しかし議論以前に「東九州新幹線基本計画」について知っている人が少ない気がします。僕たちの勉強不足なわけです。宮崎県の河野知事も「県内で議論が盛り上がっていると感じていない」と答えています。

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じゃあ、欲しい欲しいとみんなが言えば建設が始まるのかというと、そう簡単にいかないのが世の常です。「なぜ」欲しいのかをしっかり説明していく必要があるのです。新幹線がもたらす経済効果、なぜ新幹線じゃないといけないのか、高速道路や飛行機ではだめなのか、また新幹線開通に伴う問題、建設予算などぜーんぶを踏まえたうえで「欲しがる」のです。理由のある言い分にはしっかり耳を傾けてもらえます。ということで次回は東九州新幹線の利点、問題点について書いてみようと思います。

僕は将来、新幹線に乗って孫の顔を見に行きたいのです。それまでに完成させるのです。

カタカナ英語嫌いです。

先日クイズ番組で、政治家たちが会見で使用するちょっと難しいカタカナ英語の意味を答えるというコーナーを見かけました。「コンセンサス」や「レガシー」などが問題になっていました。正答率は単語によって異なっていましたが、だいたい65%~75%ってところでした。最近ニュースで耳にする機会が多くなってきていますもんね。先に結論を書きますが、このちょいムズカタカナ英語を多用する風潮が嫌いです。

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まず第一に分かりにくいです。「コンセンサス」を「意見の一致」、「レガシー」を「遺産」と最初から言えば誰でも意味が分かるわけです。それをわざわざ意味の通じにくいカタカナ英語に言い換えるのはナンセンス、おっと失礼、賢いとは言えません。政策の説明やその結果報告は政治家の大事な仕事の1つです。分かりやすさを心がけるべきです。

ちょいムズ英語を使いたい人としては、「いや、近年はボーダレス化が進んでいるから、日本も他国に後れを取らぬようにもっとイングリッシュスピーキングで行くべきだ」という意見もあるかもしれません。確かに、今日さまざまな技術の発展で国際化に拍車がかかっています。その意見にはアグリー、またまた失礼、つまり賛成します。しかしですね、ちょいムズカタカナ英語の使用が私たちの英語力を上げてくれるのかは疑問です。日本語の文章の中でたった一語を英語に変えたからといって正しい英文法や英会話力は身に付きません。もし仮に、英語を意識してカタカナ英語を使っているのならば「コンセンサス」は「consensus」、「レガシー」は「legacy」と正しく発音するべきです。「コンセンサス」、「レガシー」とカタカナ発音しても、「English」として海外の方に通用しません。日本人が日本人の間でしか通じない英語を、背伸びして使用し、さらにそれをクイズ番組にして娯楽にする構造は見ていて滑稽です。英語をもっと頑張ろうという風潮を否定してるわけではありませんが、不自然に聞きなれない英語を使用して理解しずらい説明をしている人は嫌ですね。英語を意識しすぎて変な方向に行ってしまっている気がするのです。

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まあ、今回のサマリーはというとですね、ポリィティシャンたちの変なジャパニーズイングリッシュを多用するアトモスフィアにクエスチョンマークってことです。